ヴァンガードでデッキを組む【グレード編】
前回の記事で、デッキを組むための用語を解説しました。
では、実際デッキを組むにはどうすればよいのか?
それをお話していきたいと思います。
↑これは私がスタンダート用に組んだデッキになります。
まずはトリガーユニット。
クリティカルトリガーである「ふろうがる」と「幸運の運び手エポナ」が4枚ずつ。
ヒールトリガーの「世界樹の巫女エレイン」4枚、
ドロートリガーの「まぁるがる」と「閃光の盾イゾルデ」が2枚ずつ。
これで合計16枚です。
そして相手の攻撃を防いでくれる、頼もしい「守護者」のユニット。
「閃光の盾イゾルデ」と「堅強の騎士ルノリア」が2枚ずつ。
これで「守護者」の能力を持ったユニットは4枚です。
ここまでは、前回に解説した「トリガーユニット」と「守護者」の枚数を確認しました。
では、後はどうすればよいのか?
◆グレード配分
まず注目したいのは、カードの左上に書いてある数字です。
これは「グレード」です。
アニメや漫画を見た方はご存知かと思いますが、ヴァンガードは、1番初めはグレード0のカードからゲームを始めます。
ゲーム開始前は裏向きで伏せられていて、ゲーム開始の掛け声である「スタンドアップ・ヴァンガード」で表になるカードですね。
このカードは「ファーストヴァンガード」と呼ばれていて、必ずグレード0のカードでなければなりません。
そこから、どんどん上のグレードに上がっていく=ライドしていくわけですが・・・
ゲームのルール上、ライドできるのは一ターンに一度のみ、手札からひとつ上のグレードにしかライドできません。
つまり、グレード0であればグレード1のみにライド可能で、グレード2や3にはライドできません。
グレード0から1、1から2、2から3・・・と、毎ターンごとにライドしていき、戦力を整えていくのが、基本になります。
メインデッキに入るグレードは0、1、2、3がありますが、
基本的にはグレードが大きくなるほど、デッキに入る枚数は少なめにするのがコツになります。
配分としては、グレード1が15枚、グレード2が10枚、グレード3が8枚ほどです。
ブシロードから発売されているトライヤルデッキも、おおむねこのグレードの配分で構築されています。
【グレードのまとめ】
グレードのことを話してきましたが、要点をまとめてみると・・・
・メインデッキに入るグレードは0、1、2、3
・ヴァンガードはグレード0の「ファーストヴァンガード」から始まる
・毎ターンごとに、手札からグレードをひとつずつ上げていく=ライドする
・グレードを飛ばしてライドすることは出来ない(例:グレード0→1、1→2)
・グレードが大きいほど、枚数は少なめにする
と、こんな感じです。
他に「こんな記事があるといいな」というのがあったら、
コメントくださると嬉しいです。
もちろん記事の感想でも嬉しいです(^^)ノシ
ヴァンガードって?
「カードファイト!! ヴァンガード」は、ブシロードが販売しているTCGです。
アニメも8年近く続いていて、おそらく遊戯王に告ぐカードゲームアニメですね。
カードゲームアニメを見ていると、
「あのキャラが使っていたカードを使ってデッキを作ってみたい!」
と思う方も少なからずいるのではないでしょうか。
かくいう私もそうでした・・・(笑)
主人公・先導アイチくんが好きで、彼と同じタイプのデッキを組もう!と思ったのですが、
ルールが分からず、いろいろ調べてやっとこさ出来たデッキは、いまでも改良を重ねて使っています。
あの時の私のように、「やってみたいけど、デッキの組み方が分からない」方のために、
まずはデッキを組む前に、ヴァンガードのカード用語を分かりやすくお話したいと思います。
① クランって?
ヴァンガードには、「クラン」というものが存在します。
例:ロイヤルパラディン、かげろう等…
これはそれぞれのカードが所属するグループのようなもので、基本的にはひとつのデッキにはひとつのクランのカードしか入れることが出来ません。
例えば、ロイヤルパラディンとかげろうのカードを、ひとつのデッキに入れることはできません。
ロイヤルパラディンのみ、かげろうのみのカードでデッキを作らなければいけません。
②レギュレーション
2018年5月から新ルールが適用され、3つのレギュレーションが新設されました。
スタンダード、プレミアムスタンダード、Gスタンダードの3つがそれです。
が、そういわれてもこれから始めようと言う方にとっては、「どういうこっちゃ?」となっているのではないでしょうか。
なので、ざっと言うと・・・
【スタンダード】
これは2018年5月に発売されたトライヤルデッキ、「先導アイチ」「櫂トシキ」以降に発売されたカードのみでデッキをつくるレギュレーションです。
同年月から加わった新システム、特定のグレード3のユニットにライドしたときに得られる「イマジナリーギフト」が大きな目玉のレギュレーションです。
【Gスタンダード】
「カードファイト!ヴァンガードG」シリーズまでのカード、
つまり2018年4月までに発売されたカードのみでデッキを構成します。
ただし、このレギュレーションは救済処置のようなもので、2018年10月までの期間限定のものになっています。
【プレミアムスタンダード】
*以下「Pスタンダード」と略します。
今までに発売されたすべてのカードが使えます。(←超大雑把だな!w
と、こんな感じです。
デッキはこのどれかにあわせて組まなければなりません。
Pスタンダードで組むときは、後述するデッキ枚数やトリガーユニット・守護者のカードの枚数を確認しておけば大丈夫ですが、
スタンダード・Gスタンダートで組む場合は、カードをしっかり確認しないと、「それこのレギュレーションだと入れちゃだめなやつだよ」となりかねないので、注意しましょう!
が、わざわざ確認するのも正直めんどくさいですよねぇ・・・
そ・こ・で!!
ぱっと見分ける方法があります!
カードの左下には、それぞれ番号が振られています。
公式サイト(TCGトップ | 「カードファイト!! ヴァンガード」 公式ポータルサイト」)でも書いてありますが、
その番号の先頭に「V」と書かれていれば、それはスタンダード・Pスタンダードのみ使用可能、
なければ、Gスタンダード・ Pスタンダードのみで使用可能ということになります。
③デッキの枚数は?
デッキの枚数は50枚になります。
50枚より多くても少なくてもだめで、ぴったり50枚でなければいけません。
また、同じ名前のカードは、たとえイラスト違いであったとしても、4枚までしかいれることができません。
④トリガーユニット
カードの枠が黄色で、右上に印がついているカードです。
このトリガーユニットは、デッキ50枚中16枚必ず入れなくてはいけません。
「じゃあどんなのがあるの?」というと・・・
↑クリティカルトリガー。
↑ドロートリガー
↑ヒールトリガー
↑フロントトリガー
スタンダートシリーズではこの4種類、
Gスタンダート・Pスタンダートでは、このほかに青い文字で「醒」と書いてある「スタンドリトリガー」というものもあります。
ヒールトリガーに関しては、ひとつのデッキに4枚までと決まっていますが(名前・イラスト違い問わず、ヒールトリガーは四枚まで)、他のトリガーについては上限はありません。
もちろん0枚でも可能です。
まとめると・・・
・デッキに必ず16枚いれる
・トリガーは、クリティカル・ドロー・ヒール・フロントがある
・ヒールトリガーは0~4枚まで
・他のトリガーは、上限枚数はない
なので、「ヒール4枚・クリティカル12枚」でも良いですし、
「ヒール4枚・クリティカル8枚・ドロー4枚」「ヒール、ドロー、クリティカル、フロントを4枚ずつ」でも可能です。
⑤「守護者」って?
アニメでいう、いわゆる「完全ガード」です。
相手のアタックを防いでくれる頼もしいカードですが、このカードはデッキに4枚までしかいれることが出来ません。
これは、たとえイラスト違い・カード名が違っていてもです。
守護者には、テキスト部分に「【永】:守護者」と書いてありますので、投入の際はしっかり確認しましょう!
と、ざっと書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?
少しでもお力に慣れたなら幸いです。
次回は実際に私が組んだデッキをもとに、記事を書いていきたいと思います!
それでは、次回の記事もチェック・ディス・ワン!!
自己紹介
はじめまして、桜彩(さや)といいます。
好きなものはアニメやカードゲーム、美味しいものを食べることな、関東在住の社会人です。
ざっと、こんなアニメみてるよ!っていうをあげてみると・・・
・フューチャーカード バディファイト
などなど・・・。
カードゲームはヴァンガードとバディファイト、
アプリゲームは「Fate/GrandOrder」、「文豪ストレイドッグス迷い犬怪奇談」をプレイしています。
こちらのブログでは、そんな私がプレイしているカードゲームやアプリゲームのことを書いていきたいと思っています。
何かのお役に立てれば、幸いです。
2018.8/18 桜彩